中学受験においては日々いろんな悩みがつきません。
中学受験についてあることを知りたい時、あるいは中学受験である悩みをかかえている時、いろんな書籍にあたることになると思います。
そこで質問ですが、あなたは、いろんな人の考えに触れることの意義はどんなことにあるとお考えですか?
いろんな本に触れ、多種多様な考えを知った上で、自分のぶれない軸をつくるきっかけになる、というのが私の結論です。
例えば、いろんな本に触れると、共通して書かれてあることが多い一方で、異なる考えも時々出てきて矛盾することがあります。その中で自分の経験と照らし合わせたり、それぞれのメリットデメリットを比較した結果、やはり自分はこう思う、という芯ができます。
これが本に触れることの意義です。
そういう私もいろんな中学受験の本を読み漁りまして、今日は、その中でもお勧めの本をお伝えしたいと思います。
まずは、「中学受験とは?」といった全体像を知りたい初心者の方は、下記の基礎編へ、「いやいや、中学受験というものを分かってはいるけれど、もっと役に立つノウハウが知りたいんだよ。」、という中級者以上の方は後日掲載予定の応用編をご覧ください。
基礎編(中学受験の全体像を知りたい方向け)
この本を読むまで私は、「中学受験は大手塾にさえ入れていれば親は何もしなくていいんだ。」と思いこんでいたのですが、その常識を覆された本です。中学受験の厳しさ、親のサポートの重要性をひしひしと感じました。早くからこの本を読んでおいたからこそ、今私がきちんと子供をサポートできているのだと思います。冒頭から超難関中学の問題があり、衝撃を受けた本でもあります。
中学受験において、親の子供への接し方は大変重要です。関係が良好な親子ほど中学受験の成功につながります。今のあなたは良好な親子関係が築けていますか?
また、母親のタイプ別診断もあり、どのタイプによるかで子供への接し方が変わり、またそのポイントが明記されています。まずは、自分がどのタイプにあてはまるか、楽しみながら読み進められると思います。
大手塾に通いながら中学受験を目指す方に最適の本です。大手塾ごとに、塾との付き合い方(長期休暇含め)、勉強の仕方が6年生まで詳細に書かれているので、今の子供の状況と照らし合わせながら進めていくためにも、手元に一冊置いておくと便利です。ガイドブックのような役割を果たしてくれます。
一見小6のお子さんをもつ親向けの本と思ってしまいそうですが、小6でなくとも、最初から知っていた方がいいことばかりが書かれています。例えば、中学受験はただ量をこなせばいいというものではない、ということです。量を減らして合格するなんて、理想的ですよね!4つのメソッドを実践することで結果につなげたいあなたにお勧めです。特にうちは量をこなす早稲アカ生ということもあって、今後ぶつかりそうなかべをあらかじめ自覚するのが重要かと思い、かなり重宝しています。
さあ、あなたはどの本を選びますか?
25年で3000組の親子を指導 中学受験を成功させる母親はここが違う! (大和出版)
- 作者: 橋本和彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: Kindle版
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まとめ
備えあれば患いなし、といいますが、親が余裕のあるうちにいろんな本に触れ、知識を蓄えておくことは、今後役に立つはずです。そして、それぞれの本は矛盾することも時々ありますが、共通していることの方がかなりあります。その共通内容を自分の中に定着させる、といった意味でも、複数の本に触れることは重要だと思っています。
是非あなたも参考にしてみてくださいね!
というわけで、「中学受験を控えているあなたに今日から役立つお勧め良書(基礎編)」でした。♪