早速質問ですが、あなたのお子さんは苦手としている科目がありますか?
また、もしあったとして、お子さんの苦手科目に対する発言に対し、どのように接していますか?
これについては、親は極力子供にその科目が苦手と思わせないように接するべき、というのが私の結論です。
それでは、なぜそう考えるのでしょうか?
苦手意識は悪循環を生む
苦手科目への苦手意識があると、勉強したくない、と思うのが普通です。その結果、勉強しなくなるので、問題が解けなくなり、そうすると必然的に点数は下がる、という悪循環に陥ります。
そうなると、苦手克服するにはかなりの時間を要し大変です。
だからこそ、苦手と思わせないように親はふるまうべきです。そうしているうちに、親自身も苦手と思わなくなる可能性もあります。
それでは、苦手意識をもたないように、親はどんなふうにふるまえばいいでしょうか?
決して子供のマイナス発言に肯定しない
お子さんは苦手科目への苦手意識があると、マイナスな発言をしがちです。その都度、あえて否定しましょう!
「お母さんはそうは思わないな。だって、〇〇(お子さんの名前)は計算ミスがあるだけで、難しい問題だって解けてるし。」などと言ったことです。一つでもプラスの面を挙げましょう。
また、たまにはお子さんの得意な問題について、「お母さん分からない。どうやって解いたの?」と聞いてみて、「すごいね!やっぱり算数得意なんだね。」というのもいいですね。
とにかく、あの手この手で、自分はできる!という意識を植え付けてください!そうしていればいつか本当に得意になる日がくると信じています。
お子さんへの発言も重要ですが、それだけでなく、裏で点数アップに結び付くための対策をしっかり考え、実行しましょう!
それではどんなことが必要でしょうか?
実際に点数アップできるための対策
しっかりと何らかの形で苦手克服のための対策を練りましょう!
例えば、算数であれば、計算ミスで足を引っ張るようなお子さんは計算練習を毎日行う、国語で読解問題が苦手なお子さんは極力毎日読解対策を行うなどです。(国語については過去記事を参考にしてください。↓)
言葉で肯定的なことを言いつつも、言葉だけでなく同時並行で実際に苦手分野の対策を行うことが重要です。
そして、本当に克服でき、点数につながった時がきたら、この言葉を言えばいいんです。「ほらやっぱり!前に言ったでしょ。〇〇はやっぱり算数が苦手ではなかったんだよ。得意だったんだよ!」って。
その時親子の信頼関係はかなりアップするはずです!
是非今日からやってみましょう!
そういううちの娘の場合はといいますと…、
算数を苦手に感じている娘
まさに上述したタイプです。計算ミスや凡ミスが多く、点数はあまりよくないのですが、それ以外の問題は結構解けたりするのです。なので、娘自身は苦手に感じているようですが、私は苦手とは思っていません。そのことを都度伝えています。
そして、苦手意識に対する取り組みとしては、計算練習を毎日行っています。(以前お伝えしたこちらです↓)
そうすると、不思議と計算ミスが少なくなり、計算も速くなってきた今日この頃です。点数アップも夢ではないかも?と思えてきました。
まとめ
さあ、あなたも今日からお子さんが自信を持てるようサポートしましょう!「〇〇が苦手なものなんてないよ。ただ練習不足なだけなんだよ。じゃあちょっと大変だけど毎日少しでも練習しよう!」と。まずは親が子を信じましょう!
というわけで、「苦手科目(意識)をもつことの弊害」でした。♪